あこがれ。

爬虫類ハンターの加藤先生をみるたび、
「あぁ、このかたこそ私が子供のころになりたかったひとだ」と共鳴し、
嬉しくなる半面、ちょっと胸が痛くなるのであります。
その理由をうまく表現することはできないのですが、
恐らく同じように感情がざわめく中高年男子のかたは多いのではないでしょうか。

「一番好きなことをなりわいとする」ということは、非常にしあわせであると同時に、
相当な苦悩やストレスを伴うことなのではないかと愚考するのですが、
先生はそんなことはとっくに超越してしまっておられるようで、
むしろ私の目には神々しくすら映るのでした。

「加藤さん、やっぱバカなんじゃないかな」という小池さんの勇気ある指摘は、
しっかりと正解でありながら、
「だからこそ、志をどこかに捨ててしまった人間にはかなわない」
という側面をも暗に示していて、非常に心に響きました。

池の水も抜いてみたい・・・