検診について思うこと

今年も7月から米子市特定検診・米子市ドックが始まり、
お陰さまで当院も忙しくさせていただいております。

そのなかの胃がん検診、いわゆる胃カメラ・胃透視の検査ですが、
なかにはどうしても検査に苦痛を感じてしまわれるかたもおられることと思います。
「誰にでも楽に検査しますよ」と言ってみたいところではありますが、
いかんせんそんなことは不可能でして(日々努力はしておりますが・・・)、
本心では、
みなさまそれぞれ腕のよい・相性のよい先生と巡りあって、
できるだけ多くのかたに検診を受け続けていただけたら、と願っております。

何度も検査をされたことのあるかたと、
全く検査を受けた事のないかたの差も問題視されていますので、
ピロリ菌を持っておられるかた、除菌されたかたなどの
胃がんのリスクが高いかたはもちろん、
特に40代~60代の若い世代で、今まで一度も胃検診を受けたことのないかた、
自分にピロリ菌がいるかどうか調べたことのないかた、
(ピロリ菌を検査するには内視鏡検査が必要です)
そういったかたに広く検診を受けていただけることが、非常に重要です。

ぜひ、巡りあってくださいね。