この時期に気をつけたい化膿性疾患について。

「暑い盛りでもないのに」と思われるかもしれませんが、
寒い時期から暖かくなり始めた今頃の時期になると、
外来に化膿性疾患の患者様が増えるようになります。

例えば、

・さかむけを剥いたり、土いじりした後から爪の角が腫れてうずく
・すり傷ができて、自分で処置していたら膿んできた
・ペットに噛まれたりひっかかれたりして、
 いつもは大丈夫なのに周りまで腫れてきた
・前からあってときどき臭いおかゆみたいなものが出ていたしこりが、
 急に腫れて赤くなってきた

などのような症状に思い当たるかたがおられましたら、
「良くなるかもしれないから様子をみる」のではなく、
お早めに皮膚科、外科、整形外科などを受診するようにしましょう。

対応が早ければ、大がかりな処置を受けなくても治る可能性があります。